先日、とある依頼で風景イラストの作成を承りました。
指定された希望タッチもあったのでその通りに作って
完成データをお送りしました。
希望されたタッチは↓のような感じです。

イラストレーターで作ってフォトショップでちょいちょいと
加工して、自分でもなかなかの完成度の作品ができたと思ったのですが、
完成後にクライアントから
「水彩画タッチにしてほしい」と要望があり、
「…はぁ!?完成後に言う!?」と
常識を疑いました。
どうも向こうは
「パソコンでちょちょいのちょいで修正できるんでしょう?」
みたいな、タッチを変えるのを「修正」の範疇に入ると勘違いされているみたいでした。
タッチの指定は注文時に確認して了承を得ているので
こちらにこの修正(?)希望を聞き入れる責任は無いので
これはこれはで納品は完了したのですが、
どうも気分的にスッキリしません。
「無理です、出来ません」で突っぱねるのはなんか負けたような感じに思えてしまって(^^;)
別にこちらがあれこれ画策する義務も責任もないのですが
どうにかパッと見でも水彩画風にできないものか?
と思いいろいろ調べてみたら
「写真を水彩画風にする方法」という
フォトショップテクニックがあると分かり、
そのテクニックを紹介している動画を見てみました。
それがこの動画です。
この方法を使えば、
写真じゃなくてもイラストで応用できるんじゃないかと思い
実践してみました。

↑このイラストをフォトショップで加工して…

↑こんな風に生まれ変わらせました。
どうでしょう?パッと見水彩画風に見えません?(^^;)
一応クライアントには
「なんとなく水彩画風に見えるようにしてみたんで」と
お送りしました。
特に文句もなかったのでこれで問題なかったんでしょうww
詳しくは分かりませんが、
予算を掛けず、現状でできる限りのことはしたんで
後は知りません(笑)
が、自分にとっては、
新しい技法をマスターする良い機会になったので
「ピンチはチャンスってホントなんだなー」と思った
出来事だったのでした(^^)
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