新型コロナウィルスが猛威をふるう中、皆様どのようにお過ごしでしょうか?

私あおずみはなるべく外出は避け、日々家にこもって仕事をしています(-_-;)

ニュースではコロナウィルスの影響で経済面でも多大な損失を被っている
企業や個人の方の情報が流れてきますが、
あまりプラスになる情報は流れてきませんよね。
国からの補償制度もいったいいつになるやらとヤキモキしますが、
先日、あるソースから
「新型コロナウィルス感染症特別貸付」についてちょろっと聞く機会があり、
気になって調べてみたところ、
「新型コロナウィルス感染症特別貸付」と
「新型コロナウィルス特例貸付」という2つの貸付制度に行き当たりました。

「特別」「特例」

名前が似てるので同じものかな?と思いましたが、
どうも違うみたいなので、
それぞれ、どう違うのか、
この制度はフリーランスのイラストレーターでも
対象となるのか等、
それぞれの窓口で聞いてまいりました。

「聞いたことはあるけど、詳しく知らなかった」
「初めてそんな制度を聞いた」
という方の参考になれば幸いです…が、
あくまで「フリーランスのイラストレーター」視点で聞いてきたので、
その点だけご理解いただけますとありがたいです^^;

まず、「特別」「特例」
何がどう違うかといいますと、
実施している機関が違うということです。

「新型コロナウィルス感染症特別貸付」
「日本政策金融公庫」が実施している制度で、

「新型コロナウィルス特例貸付」
「各都道府県の社会福祉法人 社会福祉議会」
実施している制度です。

大雑把に言うと、
「特別」は企業に向けての融資、
「特例」は福祉による生活支援 ということです。

なので名前は似てますが、それぞれ別の機関による制度ですので
全くの別物なんですね。

で、それぞれ対象となる項目に
・個人事業主の方
・小規模事業者
・中小企業者
とあるのですが、
これに、個人事業主とはいえ、
フリーランスのイラストレーターは含まれるのか?
と聞いたところ、どちらも
「確定申告をしてれば問題ないです」とのことでした。
(…あたりまえっちゃーあたりまえですね^^;)

まず、「新型コロナウィルス感染症特別貸付」ですが、
要は、新型コロナウィルスの影響で一時的な業績悪化に陥った方に向けての
設備・運転資金の融資が実質的に無利子、無担保で借り入れられる制度です。
この「実質的に無利子」については後述しますが、無担保なのは大きいポイントですね。

フリーランスのイラストレーターの中には
特定の企業さんとやり取りしてる方ばかりでなく、
コロナによる業績への影響って断定できないケースがほとんどだと思うのですが、
「新型コロナの影響で出展する予定のクリエイターEXPOが延期になったんです」
と話したら「それは十分な影響になりますね」とのことでした。
確かにチャンスが1個無くなったようなものですもんね。
(延期で留まったわけですが…)

利用できるのは
(1)最近1か月の売上高が、前年または前々年の同期と比較して
5%以上減少の場合
(2)業歴が3か月以上1年1か月未満の場合等は最近1か月の
売上高が次のいずれかと比較して5%以上減少の場合
①過去3か月(最近1か月含む)の平均売上高
②令和元年12月の売上高
③令和元年10~12月の平均売上高
とのことです。

正直、月ごとの収入に波があって、前年比と比べるのが難しい場合は
以上の2つどちらも計算して、確定申告の書類と一緒に提出すればいいみたいです。

融資限度額は最高6000万円。
(イラストレーターにここまでいらねぇ…w)

返済期間は
設備資金が20年以内、運転資金が15年以内 とかなり長いですが、
据置期間はどちらもそのうち5年以内となっています。

この据置期間というのは、「特例」にもあるんですが、
5年間の間は返済義務はないけど、5年過ぎたら返済にむけて動いてね、
という意味です。もちろん5年の間に返済しても問題ありません。

で、この特別貸付には併せて「特別利子補給制度」というものが
ついてるのですが、これが「実質的に無利子」につながります。

というのも、融資をうけたら、もちろん利子が付くのですが、
その利率が当初3年間は0.46%、3年以降は1.36%です。
「じゃー無利子じゃないじゃん-_-;」となりますが、
今後、政府が指定する実施機関に申請すると、
この利子分は返却されることになります。
つまりプラスマイナスで0になり、
「実質的に無利子」となるわけです。

この実施機関はまだ未定なので、
どの機関になるかはわかりません。
(結構フワフワしてますよねw)

融資できるかどうかは、必要書類を記載し、審査・面談によって決まり、
希望額全額借入れることができるか、現状を判断してここまでならOKと判断されるか、
それとも融資できませんとなるかはその結果次第だということです。

こちらは新型コロナウィルスの影響で、多大な業績不振に陥った企業や個人事業主に向けての融資制度なので、個人でフワフワ活動しているフリーランスにイラストレーター(自分のことです^^;)にはあんまりビンゴじゃないかもと思いましたが、窓口の方仰るには、業況を回復し、発展を見込まれる方すべてが対象なので、最悪の場合はぜひ活用してくださいとのことでした。

そして、「新型コロナウィルス特例貸付」の方ですが、
こちらは印象的には「特別」よりちょっと緩い感じがしました。

こちらももちろん、新型コロナウィルスの影響で休業等で収入の減少があり、
緊急かつ一時的な生計維持を目的とした貸付制度です。

借入れできるは世帯から1名のみとなります。

貸付金額は10万円以内。ただし以下の条件に該当する場合は20万円以内となります。
①世帯員の中に新型コロナウィルス感染症の罹患患者がいる場合
②世帯員に介護の必要な高齢者や障害のある方がいる場合
③世帯員が4人以上いる場合
④世帯員に臨時休校した小学校等に通う子の世話を行うことが必要となった労働者がいる場合
⑤世帯員である個人事業主の収入減少により生活に要する費用が不足する場合

フリーランスのイラストレーターも確定申告してれば個人事業主の対象内です。

こちらは「特別」と違い、完全無利子無担保です。

据置期間は1年以内、償還期間は2年以内となっています。

つまり、例えば、10万円借りれた場合、1年以内は返済義務がなく、
1年過ぎてからの2年以内に返済すればいいということ。
合計3年以内に返済すればいいわけです。

こちらも必要書類を用意する必要がありますが、
「特別」とは違い簡単な書類だけでOKです。
審査に通るか通らないかは福祉協議会のみ知るところになりますが…。

とまあ、長い説明なってしまいましたが、
要するにこれは「貸付=借金」になりますので、
余裕があり、必要なければ無理に借金するべきではありませんね。

でも、ホントに最悪の場合になったら、
闇金や金融に頼るよりも、これらの制度を利用したほうが絶対に良いと思います。

新型コロナウィルスによる影響が正直これからどう生活や仕事に及んでくるのか、
国の補償もどうなるか全く分からない中で、知識として知っておいたほうが間違いなく
プラスになるのは明らかですからね。

僕も万が一を考え、書類だけは貰ってきました^^;
ありがたい制度ですが頼らない状況のまま、
早く新型コロナウィルスが終局を迎えることを切に願います。

今回はイラストレーターからの視点で書きましたので、
足りない部分もあるかと思いますが、
気になった方はぜひ、各窓口にお問い合わせください。

窓口の方がとても丁寧に優しく教えてくださいますので。
ホント、大変な中、丁寧に説明してくださって
ありがたかったです…。